一条工務店「グラン・スマート」資産価値

 

 

住宅の資産価値とは?

 

一条工務店「グラン・スマート」資産価値はどう見ればよい?

 

早々に結論からいえば、資産価値が維持できる住宅の値段は少しずつ上がっています。いえ、かなり上昇しています。当然ですが家を建てるには土地と建築費が必要です。そのうち、土地代はバブル期に比べれば全体的にかなり下がりましたが、ここ近年は明らかに上昇に転じています。今後も大きく下がることはないだろうと予想できます。

 

一方、令和に入って頭打ち傾向をみせ一時的には多少下落していた建築費も、ここ10年弱については大幅に上昇を続けています。これは新築住宅に用いられる新しい部材が高性能化するとともに、その価格が以前のものに比べて上がる傾向にあるのが大きな要因です。

 

住宅の性能に直結する「高気密」や「高断熱」の基準が年々高まる今日では、あえて機能の劣った材料を使って、安さだけが取り柄の住宅をつくるというのでもなければ、建築工事代金が上昇していくのは避けられません。耐震性や気密性、断熱性といった資産価値の高い家に不可欠な高機能な部材の研究開発は日々継続して行われています。家を建てるためのこの材料性能の向上にともなって、新しく開発された部材価格も上昇します。建築時の資産価値を維持できる家を志向するなら、そのような性能の高い部材の使用は不可欠です。住宅に求められる性能の高さを追求すれば、その分、部材費が高くなってしまうのはある程度仕方のないことなのです。

 

その意味では一条工務店の「グラン・スマート」も年々、いえ、日に日に建築コストは上昇し、坪単価もじりじり上がっています。

 

※一条工務店「グラン・スマート」の資料請求

 

 

 

「グラン・スマート」資産価値の高い家のづくり

 

 

住宅の資産価値とは別のページで取りあげた長期優良住宅の性能項目をはじめとした、さまざまな条件の集合体である家のトータルな価値です。その点を理解したうえで、この章では30年たっても高い資産価値を保つために、家を建てるにあたってどう考え、どのような選択をするのが有利なのかを説明していきます。当然ですが、一条工務店「グラン・スマート」も長期優良住宅です。

 

 

 

暮らしやすさは目にみえない大きな価値
 

 

具体的に家を建てることを考え始めると、どうしても外観や個々の部材など、実際に目にみえるところに注意が向きがちになります。けれど、どちらかといえば住宅の資産価値に影響する大きな部分は、むしろ目にみえない部分なのです。その代表が、文字通り。まったく形のない「暮らしやすさ」です。

 

その最大のポイントは、誰にとっても平均的に使いやすいスタンダードな家であるということ。間取りやデザインがあまりに個性的になってしまうと、将来、売却したり賃貸に回したりということが難しくなるだけでなく、実際に生活するときにも思いもしなかったような不便な点が出てくることもあります。一般的な「暮らしやすさ」が、じつは家の資産価値にも影響することをしっかりと意識しておくことが必要なのです。

 

 

 

具体的なポイントは構造、壁、基礎、地盤
 

 

住宅の耐久性や耐震性などに関わる部分も、実際に家が出来てしまってからではなかなか確認することが難しいものです。

 

トータルな意味での家全体が資産価値として評価されるのですから、どれひとつとして軽視できるものはないのですが、なかでもとくに注意しなければならない部分は決まっています。住宅本体に関するものとしては構造と壁。そのほかの部分では、基礎と地盤になります。とはいえ、これらの項目について詳しくしらべ、希望の工法や施工へのこだわりがあったとしても、実際に家を建ててもらう住宅メーカーや工務店を決めてしまってからでは不可能なこともあります。つまり、住宅を購入することを検討し始めた時点から、これらのポイントについて考え、家を建ててもらうパートナー選択の重要な条件として利用すべきです。ここで一条工務店の名前を出すのは、少し憚られるかもしれませんが、事実は事実としてご認識ください。

 

まず、構造は建物を支える基本です。耐久性や耐震性に大きく影響するので、いくつかある工法から、性能とコストバランスを考えなければなりません。ただし、どの工法であれ相対的にみて画期的な特徴を持つものはありませんから、工法の違いによる優劣というよりもむしろ構造材の選択が大切になります。それはつぎの壁構造の性能にも関わるからです。

 

壁のポイントは内壁と外壁の問の空間をどのように使うかです。完成後はほとんど目にすることのない壁の内側は、耐久性強度、断熱性能、耐火や遮音、可変性や健康面など、住宅の性能に関する多くの部分に影響します。それらのなかで資産価値に大きく影響を及ぼす重要ポイントが、耐久性強度と断熱性能です。この2点に優れた建材を用いる工法を選ぶ必要があります。

 

省エネ性能を大きく左右するという点で、昨今、注目度の高まっているのが基礎の利用法です。また、いうまでもないことですが、本来、基礎は耐震性をはじめとした住宅そのものを支える非常に重要な部分ですから、その施工方法だけでなく施工の精度の高さなどを含めて、十分に信頼できる住宅メーカーや工務店を選ばなければなりません。一条工務店はその中でも、個人的に一押しのハウスメーカーです。

 

また、どれほど強固で精度の高い基礎施工を行ったとしても、地盤そのものが軟弱では意味がありません。とはいえ、最近では地盤処理が単に強度を高めることだけを目的とすれば卜分とはいえなくなってきています。地盤対策によって、かえって健康問題や環境破壊を生み、家の資産価値を落とす結果につながるといった事例も報告されているからです。